はじめまして。
ナオミといいます。
 
情報最前線という番組で、紹介されたものを見ました。
私は今、15歳になったばかりの中学3年生です。
 
今とても、もやもやとした感情でいっぱいです。
 
私と歳の離れない友樹さんの死で、お母さんの悲しみが私ごときが、全て理解できるとは思えませんが、涙が溢れた事は事実です。
私には声優になりたいという、大きくて、自分の中で確定された夢があります。
友樹さんにも、『バンドで有名になる』という、大きな夢があったにもかかわらず、その権利だけを残して、可能を奪われた悲しみが、画面を通じてとても・・とても、感じました。
私にとって夢は光であり、希望であり、可能であり、全て。
友樹さんにとっても、きっとそんな未来であったハズなのに・・・。
そう思うと、私たち少年法の対象に入ってしまう未成年には、少年法が必要なのかと言うことに悩まされます。
 
加害者である少年達の行動も、とても悲しいものだと思います。
本当に歳だってそんなに変わらない当時の少年達の犯した罪。
残酷で卑劣で、とても不快な思いをさせられる犯罪だと思います。
彼等もまた、もとは普通に育った少年達。
どこで間違ったのか、母や父に反抗し、好奇心から煙草をはじめ、学校をサボり、教師などの大人に反抗して、夜の街に飛び出して・・・。
そんな風にして、彼等は普通は惨いとも思われるハズの犯罪を簡単に犯す事のできる人間になってしまったのだと思います。
気をつけるべきは、彼等よりもその周囲の環境、大人。
そして、償うべきは、保護者ではなく、罪を犯した本人達なんです。
 
私は、大人の管理が悪いのだから・・・といやな目でそんな彼等を見る世間も嫌いです。
 
私のよくわからない意見だけですみません。
 
最後に、お母さん、どうか友樹さんの為に、今のお母さんの真実を見極めたいと言う気持ちを諦めないで下さい。
どうしても我が子を甘やかしてしまう加害者のお母さんの心理も、許してはいけないと思います。
それを本当の意味で、加害者だけじゃない、これからの世に生きる全ての大人達に、そう伝えて欲しいと思います。
どうすれば、お母さんの気持ちが、確実に皆に届くのか・・・。
それはとても難しいと思います。
でも、お母さんの言っている事は正しくて、あたりまえな気持ちだとおもいます。
友樹さんの死は、乗り越える事はできないかもしれない、なら、何時までも横に並んで、隣り合わせで生きてゆけたらいいと思います。
テレビで見た、友樹さんの写真の前で猫ちゃんとご飯を食べるお母さんの隣に、私には友樹さんの微笑が見えるようでした。
きっと、きっと、友樹さんは、お母さんの傍に居ます。
 
一人じゃないです。
 
頑張ってください。