飯島京子さま:

 初めまして、沙羅と申します。今日、日本TV系列で放送された「スーパーテレビ」を見て、メールをさせていただきました。

 友樹君の事件の状況を拝読させていただいたのですが、本当にどんなに痛かっただろう、苦しかっただろう、辛かっただろう、悔しかっただろう・・・っていう思いがひしひしと伝わってきました。15歳という若さ、たった15年の短い命、もっと将来やりたい事もあったでしょうに・・・。

 私は友樹君の事件だけでなく、少年犯罪の事件のニュースを見るといつも思う事があります。「なぜ加害者の人権が守られるの?」と。加害者に何の人権があるんですか?被害者側は死んでしまったらもうそれで終わりなんですか?少年法が改正されても、判決は大人に比べると軽いもの。年齢は少年かもしれない。でも、受ける刑罰って大人と同じでもいいと思います。それを受けるだけの事を犯しているのだ
から。

 加害者側の親も自分の子供達に何を教えてきたのでしょう。警察も曖昧な態度をとって、被害者は何にすがればいいんでしょうか。

 京子さん、私はあなたの力になってあげる事はできないかもしれないけれど、あなたの心の中で友樹君は18歳になっていると思います。あなたが、話したい、会いたいって思う時はあなたのすぐ側にいると思います。だから、現実に姿は見えないけど、心の中で話してあげて下さい。
 心の優しい友樹君は、いつもお母さんである京子さんの側にいます。

                                  沙羅