ご意見読ませていただきました。
是非非行少年、不良などと呼ばれる少年達の気持ちのわかる弁護士になってください。
不幸にも様々な要因からいい子、普通の子でない行動をとるようになってしまった彼ら。
でも、もともとは悪い人間なんていないはずです。
世間では親の責任といって片付けられますが、そんな一言で済まされるような簡単なことではない。
もちろん家庭にも何かしら原因はあるのでしょうが、友達や教師、その他地域社会など、いろいろなことが要因であることは間違いありません。
そして、彼らを立ち直らせるきっかけになるのは、親の努力だけでは足りないと思うのです。
一人一人が自分のかかわり方を考えれば、ほんの少しずつでも良い方へ向かえると思います。
彼らが心を閉ざしたり世間の様子を探ったりしている時に、本当に気持ちがわかってもらえたと実感できた時、本来の素直な人間の顔をみせるでしょう。
弁護士や警察、教師など、彼らに大きく影響を与える存在の人たちが色眼鏡で彼らを見、ことごとく裁く行為しかしなければ、救われないのです。
どうか、今の意志をもち続け、成し遂げてください。
私には貴方のような若者がいるということをこのページを通して知りえたことが救いです。
 
私は友樹君の事件にかかわった青年を間接的に知っています。
大変反省をし、真面目に暮らしていたようです。
それでも世間は彼らを許さない。こちらの関係者の方々には当然だとお叱りを受けるかもしれませんが、本当に反省をし、自分が人に恥じない存在になったらお線香を上げさせていただきたいとお願いをするのだといって真面目に生活をしていたにもかかわらず、世間はそんな過去のある彼らを許さない。そしてまた自信を失う。投げやりになる。悪循環です。
私は彼らにも生きる権利があり、安心して働き生活ができて初めて被害者の分も生き通し、被害者の分も心を尽くして働こうとするのだと思います。
こんなことを言っている私がどうかかわっているのかと聞かれるとなんとも返事の仕様がありませんが、本当に更生してもらいたいと願っているのです。
 
母業失格者より