少年に対する厳罰化がどの程度進むのか下記の事件を注目したい。 抵抗もできない社会的にとても弱い人を殺したのだから、死刑が当然と考える。14歳の3人が初等少年院に送られ、何年かすると何もなかったように我々の生活の中に戻ってくるのは恐ろしいことだ。 殺人者は、成人だろうが少年だろうが死刑でいいのです。
シンガポール 15年より
東京都東村山市で路上生活者の鈴木邦彦さん(55)が3回の集団暴行を受けて死亡した事件で、東京家裁八王子支部(猪俣和代裁判長)は14日、3回目の暴行に加わったとされ、傷害致死の非行事実で送致された同市内の都立高校2年の男子生徒2人(いずれも17)を検察官送致(逆送)とする決定を言い渡した。東京地検八王子支部は2人に成人と同じ刑事裁判を受けさせるため、補充捜査の上で来週中にも起訴する。
昨年4月施行の改正少年法は、故意の犯罪で被害者を死亡させた16歳以上の少年について、原則として逆送することを規定している。当初から暴行していた同市立中学2年の男子生徒3人(いずれも14歳)は13日に初等少年院送致の決定が出ている。
決定によると、高校生2人は1月25日夜、同市美住町のゲートボール場で、中学生3人らが2回にわたり鈴木さんに暴行していたことを知りながら、3回目の暴行に加担。鈴木さんをロッカーで下敷きにするなどして外傷性ショック死させた。
2人は大筋で送致事実を認めたが、うち1人は「中学生が暴行していたことは知らなかった」と主張していた。
東京地検八王子支部は先月19日の送致時に「刑事処分が相当」との処遇意見書をつけていた。(朝日新聞 3月14日11:40)