読ませていただきました。
やはり一番身近に接していた貴女が一番事実をご存知のことと拝します。それにしても世の中にはかくも教育者らしからぬ人物が教壇に立っているんだなあと思わされた次第です。
 今は少年に限らず人の痛みを知らない人が多いとよく言われますが、この教諭もきっと自分のしている事がどれほど生徒の心を傷つけているかに思いがいかないのでしょうね。
 おそらくだれかが自殺して、それこそ取り返しのつかないことになってから学校も教育委員会
もはじめて事態の重大さに気づくのでしょうか。何やら暗澹たる気分になります。    
 私が気になるのはその教師が一部の親からは嘆願書を出されるほど支持されているという部分
です。結局なんでも学校まかせにしてしまう親たち(一部)の体質が顔をのぞかせています。この教師の強圧的体質は、今一般的に言われている無力な教師による学級崩壊などの実態からみて一部の親たちに「厳しいけど情熱的だ」みたいなある種ポジティヴなイメージで取られてしまっていますね。しかし「私がいっても聞かないけど先生なら言う事を聞く」からよろしくお願いしますというのは親のしつけの放棄と同じです。結局そういう一部の親たちがしつけの厳しさとエゴイズムの区別もつけられないでその種の暴力教師をのさばらせているのでしょうね。度重なる虐めや少年犯罪もこのような無責任な親の姿勢が無関係ではないと思います。

 私は教育学者ではありませんから、あまり専門的なことは書けません。ただこのホームページでこんなに理不尽なことがどうしてまかり通るのだろうという思いで意見しているのみです。今の少年法が極端な加害者保護で公正を欠いているというのはすでに書いた通りですし、人を殺せば少年であろうとそれ相応の厳しい報いをきちんと受けるべきというのも普通に考えて普通に沸いてくる怒りからです。同じ視点でスイートピさんの書込みを読んで、やはり「こんな理不尽な教師のやり方がどうしてまかり通るのだろう。どうして辞めさせられないのだろう」と思います。やっぱり我々一人一人が現実のこうした理不尽なことにたいして、クールにならずにはっきりと”怒る”ことが大事なんでしょうね。飯島さんの地道な活動とその成果はその事を私に教えてくれました。 
 最後にスイートピーさん、貴女はご子息のことについて逃げずに正面から向き合い、勇気を持って他の親たちとは一線を隔して教師の理不尽な仕打ちと闘われたと私は思っています。いろいろと乗り越えるべき心の傷があるでしょうが、どうかその事を胸を張って誇りに思って下さい。1日も早くご子息の心の傷が癒されることを祈っています。
              宮城県在住       H.TAKATA(会社員35歳)