飯島友樹君、青木悠君殺害における共通の事実が見つかりました。
それはその殺人を直接手を下さなくても、これらの少年達を育て、放置している地域、親、学校があるという事実です。
明らかに、飯島友樹君における専門学校の学園長・担任の先生は自らの教育責任を放棄しているし、それよりも、彼らが加害者(少年犯罪者)を育てたという意識が全然ない。
さらには、彼らは自らの責任逃れのために、加害者を追放し、更なる犯罪の芽を作りだしている。私たちはこの専門学校を糾弾する権利を持っているし、加害者達が再度、復学するように迫ることの権利を持っている。
また、青木悠君における小学校校長の姿勢は、自らが教育者であり、生徒に生の尊さを教える立場にあるまじき言動です。この校長の言動こそ、殺人者を擁護し、罪の懺悔から解放してしまう環境を作り出してしまいます。
これら2つの地域を支えている犯罪温床環境も重大です。
青木悠君の殺人現場を見たおじさんは、その現場を日常性と感じるぐらいに感覚麻痺を起しています。

そして、飯島友樹君を失った地域が成人式といい、結婚式といい、重ね重ね被害者の心を逆なでするような行事を行う事は、犯罪に等しき行為です。これらはこの地域をさらに犯罪の温床にするでしょう。
今なお、少年犯罪者達を庇おうとし、必死になっている犯罪者の親たちも、また、加害者の一部です。彼らも、まだ、自分達がその犯罪者を育てて、犯罪者を庇いつづけている事によって、次の犯罪が生まれることを意識していない。直接手を下す犯罪者の罪も深いが、それをそそのかし、それを助成する環境を構成する人々は更に思い罪を背負うべきである。
そこでの孤立した闘いを続けられる、青木悠君、飯島友樹君のご両親には、ただただ、頭が下がる思いです。この思いがこの地域、この親、この学校に届く日まで、我々も応援の手を緩める事は出来ないでしょう。
志田糺

(一部編集させていただきました。飯島京子)