はじめまして、
学校のプレゼンテーションのため、少年犯罪者の死刑制度を調べていてこちらのHPにたどり着きました。死刑制度には反対と思うのですが同時に、日本の少年法の甘さ(といってもあまり知識はないのですが)に疑問をもっていたので夢中になって少年犯罪被害者の会のHPを読みました。
ショック、悲しみ、怒り。私は子供がいませんし、まして殺人という形で子を失ってはいませんが、別の形で私なりの失意のどん底・悲しみと戦っています。
私は4回妊娠しましたが、1度は人工中絶、あとの3回は繋留流産でお腹の中で子供を亡くしました。流産された方のHPに参加して皆さんと痛みを分かち合い励ましあっています。生まれる前の子供でさえこんなに”会いたくて”、失ってしまったのが悲しいのに、15年間育てられたお子さんを失われた方の悲しみはそれは苦しいものだと思います。それも、あんな形で。。。本当に、お気持ちを想像しただけで胸が張り裂けそうです。友樹くんが暴力を受けたときの描写を読んで、飯島さんの、”どんなに痛かったか、どんなに悔しかったか、どんなに家に帰りたかったか”って、私も同じことを思いました。可哀想に。。。まだ15歳なのに。
こんなこと書くと、”経験者じゃないと気持ちがわからないみたいな言い方が云々”って言われるかもしれませんが、でもやっぱり経験しないとわからないことってあると思います。流産したときも励ましてくれた方の言葉に逆に傷ついて、誰とも話しができなくなりました。父が亡くなったときも、親が死ぬってこんなにつらいものか、と想像を越えていました。なんか、うまく言えませんが、飯島さんに何て言葉をかけていいかわからないけれど、でも、私の心は飯島さんと一緒ですよ。
お姉さんもおつらいでしょう。私にも6才したの弟がいますが(彼はもう30になりますが。。。)兄弟って同じ両親をもった仲間みたいな、親子とまた違った愛情があるんですよね。もし私の弟があんなひどい殺され方をしたら。。。 加害者を殺してやりたいと思うと思います。
アメリカでは少年犯罪者(犯罪当時18歳以下)も死刑を受けています。これに関して私は反対の立場をとりますが、日本のようにあまりにも処分が甘すぎるのには腹が立ちます。加害者が未成年だったら、亡くなった方の命の重みは軽くなるとでも言うんでしょうか。しかも、2年で退所してくるなんて。。。驚きました。 あまりにも、あまりにも公平ではない! 未成年に対しては”校正”が目的なのでしょうが、プラス、罪の重みに応じて、未成年であろうが犯した罪の代償を自分の人生をもって払うべきじゃないかと私は思います。
何だかいろんなことに関して感情が高まってきてしまってうまく言葉に出来ないので今回はここで終わらせていただきます。まとまりのないメッセージになってしまいましたが、今一度、友樹君本人や、飯島さんご家族の痛みを共有するとともに、抑えがたい憤りを感じます。
マチュー美佳子