何もする気になれない日が、ほぼ毎日。でも、お母さん業は待ったがきかない。
でも、ボーッとする時間が多いなあ・・・と自分で感じる。
やる事は沢山あるけど、体も頭も回転を拒否している・・・。
良道を殺されて1年3ヶ月・・・・毎日毎日、こんな日々を送っている。
 
殺された友樹君の事や、良道の事や、他の犯罪に巻き込まれてなくなった人達にも、多くの友人、遺族がいて、皆が或る日突然、身近な人が死んでしまう・・・・生きるとは、どういう事なのか、考える。
少年犯罪を犯した加害者達は、やった罪をほんとに、深く詫びているのか・・・?
殺された事実は同じでも、逆送になった場合、少年院送りになった場合、保護観察で済んだもの、うたがいはあっても、捕まらなかった者・・・・・。
裁判官、警察、判事・・・普段普通の生活をしているものにしたら、縁がない。
 
殺された子供の分までも、生きなきゃ・・・そして、私もいずれ息子の所に行くんだから、前向きに日々を送らなきゃ・・・・って、頭では思うけど心も体も拒否している・・・・。
 
時間がこの辛さを和らげてくれると、人は言うけど、そんな簡単な事じゃない。
仏壇の横に、良道の遺骨がある・・・毎日朝夕、何度も声をかけても、返事なし。
寝る時「おやすみ・・・夢に会いに来てね。良道・・・」と毎日こえかけても、段々夢にも会いに来てくれなくなった。
何とも言えない日々をただ、毎日送っている・・・。
 
                                                   良道の母より