友樹君のお母さん、同じ気持ちです。
子供がいない現実、やりきれない想い、殺されたんだから、もう会えないんだ・・・・と、頭では分かっている時と、どうしていないんだろう・・・と、空しさが胸いっぱいになる時と、変動があります。
私たち遺族が苦しんでいるのを、加害者や加害者の親達は、どこまでわかっているのか・・?
人を、殺しておいて、今どんな気持ちで生きているんだろう・・・と。
良道が着ていた服を、洗濯しないでそのままにしている・・・いとおしくて、いとおしくて・・・昼間1人の時、泣きながらその形見の服を、抱きしめている。会いたくて、会いたくて・・・会いたくて。
履いていた靴も、土がついたまま保存している・・・・。
仏壇の側に、いつでも戻ってきた時着れるように、Gパンと、シャツをかけている・・・・。
アメリカのテロでの、犠牲者の事を思うと、胸が痛くて、痛くて・・・。
友樹君のお母さんや、私や、犯罪被害にあった大勢の遺族のあの、とてつもない辛い地獄を、今もどこかのひとたちが、味わっているのも、現実で・・・・いつになったら、暴力のない平和な日々がくるのでしょうか・・・・?