いつからかこのホームページを見るようになりました。
もう1年ぐらいになるでしょうか。きっかけは、自分の息子も被害者になったり
加害者になったりの、まるで日めくりカレンダーのような時間が流れ出したころでした。
 
ある一人の女の子を取り巻く俗にいう不良に毎日のようにつきまとわられ、決まっていた高校もだめになり、正月があけたころ、突然10人ぐらいの男の子たちが息子のこのことを連れて行きました。
 それから何日たったことか、警察にも捜索願を出し、昼も夜もなく探しやっと見つけたとき私どもが突然現れたのでは、きっと逃げてしまうと思い、近くの派出所に保護を願い出ましたが、部署違いということで最初はとりあってくれませんでした。
派出所のおまわりさんは、生活安全課ではないんですよね。

 幸いにもどこにも怪我はなくそのまま家にやっとつれて帰りましたがいない間ただ無事でいて!それだけを願っていたことを今でも覚えています。
 今の世の中何が起きても不思議はないわけで、あのときのことは、今でも思い出すと体が震えてきます。

 ある日この事件を知っている方にお会いしました。
その方は、もしかしたら自分の息子がやられていたかもと言っていました。
その方も当時、北川辺に住んでいましたから。

 とても切ないです。親としてこんなにも悲しい出来事があるでしょうか?!
人様の出来事とは思えず、思い切ってメールを書きました。

 今私の中には2人の自分がいます。息子の人生をつぶそうとした人間を絶対に許せない自分、息子だって悪いところがあったんだから一方的に攻められないと自分のことを抑える自分。

 生きていたんだからもういいじゃないと考えるときもありますが、もし、もしも私があなただったら、絶対に許さないし一生恨み復讐してやると思います。


 絶対に忘れることのできない息子さんのこと自分のことのように心が痛みます。
でも、お母さん!体にはれぐれも気をつけてくださいね。お母さんがバテちゃったら息子さんも心配でゆっくりできないから!

 それでは、また。時々今でも何で?何であんなことが起こったのだろうと思います。

     雅