はじめまして。Tと申します。現在アメリカにすんで6年目になります。
題名だけがなぜが日本語に出来ずごめんなさい。アメリカに住んでいても日本のサイトは見る事ができ、友樹君のお母さんのホームページを拝見して、初めて事件を知りました。本当に悔しくって心が痛み、毎日毎日ずっと友樹君の事を考えていました。どんなにつらかった事か・・・同じ人間がこんな事が出来るなんて信じられません。ここ最近のいろいろは事件もアメリカで報道され、嫌な事件を聞くたびに、「もう日本は安全な国ではなくなったなぁ」って恐くなります。日本に帰るのも恐く感じます。とにかくあれだけの人がいて、道を歩くのにも自分のスペースがない事がちょっと恐いです。他人とあれだけ近くに居ると言う環境が私は恐いです。
友樹くんの事件を知って感じる事は、日本は独特な異様な国だって事。警察も安全ボケなのでしょう。大きな事件が起きるとどう対応していいかわからない。おどおどしています。そして私が一番日本の嫌な所は、先輩・後輩の関係です。アメリカではない事です。英語には敬語などないので、年が1歳、2歳上だろうが友達として付き合います。日本は1年上なだけで、先輩には敬語とか、友樹くんの事件の加害者の場合、「後輩をシメル」なんて、何様のつもりでしょうか? 警察の対応にしても上司の機嫌を損ねないようにとか、とにかくこの先輩・後輩、上司・部下の関係が私には納得いかないんです。もちろんアメリカでも年上には敬意を払います。でもその年上は自分よりかなり年上の人たちのことです。友樹くんが無抵抗だった、「しめられるか?」と聞かれて「ハイ」という返事にも納得がいかないんです。警察の対応も本当にいい加減で頭にきます。友樹くんの事件はまさに殺人事件のなにものでもありません。なのに金属バットは武器にならないなど、私のような法律に無頓着の者でも「何言ってるの?」とすぐ解かります。

そして、団体で1人に暴力を振るうというのも日本独特です。暴走族というのも日本独特です。
アメリカ人は喧嘩をいうのは子供の時には誰でもある事らしいですが(私の主人の話だと)アメリカ人は程度というのを分っているというのです。喧嘩して相手が一回倒れたら喧嘩は終わり。日本人の場合加減というのを知らないような気がします。前に地下鉄で、人を殴り殺してしまった人がいましたよね?この事もそうだと思いました。日本はとても狭いスペースの中にたくさんの人が住んでいます。それによって、自分のスペースが失われ、いつもいらいらしてるような印象を受けます。

アメリカも殺人は多い国です。アメリカの1日の殺人事件の数と日本の1年の殺人事件の数が同じだと主人は言っていました。それでもアメリカに住んでいる方が安心と思うのはどうしてでしょうか?もちろん夜は女1人では道を歩けないとかいろいろとありますが、ある程度気を付けていれば、住み心地のいい国だと思います。日本も早く少年法をなくして子供を大人として扱わないとたいへんな事になるような気がして、恐く思います。私達にでもなにかできる事があったら教えてください。もし友樹くんのお母さんが英語に翻訳をして欲しいとかなんでも小さい事でもあったら知らせてください。お役にたてればと思っています。
なにかまとまりのないメールになってしまいました。ごめんなさい。ちょっと私が日本についておかしいなって思っている事を知ってもらいたかったんです。友樹くんのお母さん、これからもがんばってください。このホームページに私はすごく感謝しています。友樹君のご冥福を心から御祈りいたします。きっと天国からお母さんの事を見守っていると思いますよ。:)
FROM T