久しぶりに投稿させてもらいます。
 Sさんの体験をみて本当に怒りに震えました。それと同じに日本という国は、もう自力で少年犯罪を解決する事は無理ではないか?もういちど他国に占領されて一から環境を直さなければなにも変わらないのではないか?という無力感にとらわれています。
 そして、また富山で少年リンチ殺戮事件が起こりました。
 私がいいたいことはただ一点です。
 「日本」だけなんです。これほど少年が悪いのは!
 前にも触れましたが、私は仕事でシンガポールに在住し、出張で沢山の国を訪れています。そこで明確に気づく事は、世界の少年って日本の少年より全然悪くないんですよ。日本の少年って突出して悪いんです。ほとんどの世界の子供達はSさんのような被害とは無縁に暮らしています。残念ながら日本ではSさんの体験はありふれたこととなってしまっています(Sさん、ごめんなさい、誤解しないでください。)。
 世界では普通「大人」になるにつれて悪くなっていくんです。海外で暴走族なんて見たことありません。普通の学校で暴力、差別、恐喝が日常茶飯事なんて日本ではあたりまえですが、世界では異常なことなのです。
 オタク学者や弁護士のすきな「統計」では日本より少年犯罪の多い国はあるでしょうが、それには裏があります。世界ではスラム街や国境付近の無法地帯というものがあって、そこで大変な数の犯罪が起こりそれが「統計」押し上げているのです。もちろんそれも大問題だとは思いますが、日本は日本全国どこでもかしこでもワルガキだらけ、異常です。世界の普通の住宅地では子供達は日本よりはるかに安全に暮らせるのです。
 つまり世界中の発展途上国だろうが先進国だろうが、日本以外の国のほとんどの子供達はSさんのような被害にも、校内暴力にも、暴走族にも無縁にすくすくと育っているわけです。
 ところが日本の子供達だけが暴力、犯罪にかこまれて、あたかもそれがあたりまえ、被害者は運が悪いかのようにいわれて暮らしているんです。
 私の言うことを信用するか、学者さんの「統計」を信用するかは皆さんの自由ですが、ぜひ信用してもらいたい。絶対に嘘じゃない。
 世界と日本は逆なんです。世界は大人がワルですが日本は子供がワルなんです。ですので大人だけとのつきあいなら日本は安全な国です。
 何が原因かうんぬんに私は興味ありませんし、皆さんもそんなこと考える必要ないと思います。火事で家が火につつまれていたら、まず消火したり人を救出するのが先でしょう?その最中に腕を組んで出火原因を分析している学者がいたらおかしいでしょう?
 ところが少年犯罪についてはそんな連中がごろごろいます。この投稿欄でもあるときは「プロレス」や「猪木」のせいにし、あるときは「自民党」のせいにしたりと、ホントに呑気なひとがいます。
 論議以前にとにかく少年の環境を世界の平均並に安全なものに変えることです。国という公権力がまず動かなければならない。
 今現在日本の公立中学校などでまともな子供達がおかれている環境は、世界の水準で見たら「非行が多い」なんてもんじゃありません、「やくざ」の世界です。
 話し合ってる場合じゃありません。なぜ日本の子供達だけが大人になる前に「やくざ」の世界を経験しなければならないのか?他国の子はすくすくと安全に育っているのに。
 まず以上のことを前提にするべきです。これ以上我々日本人は我慢する事無いんです。
 by駐在員