はじめまして・・・昨日、今日とホームページを拝見させて頂き、中学時代の自分を思い出し、とても、悲しく思っています。
私は、中学の時、クラスにいた1つ年上に男の子(小さい時に病気で1年学校に入学が遅れたとの事)とその仲間十数人に毎日のように殴るけるの暴力を受けました。
私は女ですので、抵抗も出来ず、いつも生傷か絶えない状態でした。
学校に行けば殴られる、蹴られると思うと学校に行く事が出来なくなる・・・いつしか、登校拒否をするようになり、学校の先生が毎晩のようにうちに来るようになりました。
それまで、学校に行くふりをして家をきちんと出ていたので、初めて先生が家に来た日は親はただのサボりだと思い私をしかりました。でも、何度しかられ様が、先生が来ようが、怖くて学校に行く事が出来ないんです。
親に事情を話せば大事になり、後からまた酷い暴力を受ける事は間違いなかったし、どこにも見方がいないも同然でした。
そんな時、とんでもない事が起こりました。いじめグループが夜中、私の家に、何十個と爆竹を投げて逃げたのです。
その時、私をはじめ、家族全員がびっくりして飛び起きたのは言うまでもありません。
この出来事に父親がやっと、私が学校で酷いいじめに遭っている事をしる事になったのです。
うちの親が、私を守る為に行ったのは、私を転校させるということでした。
私の親は、それが一番安全だと思ったそうです。逃げるようですが、現実的に考えればそれが一番だと思ったそうです。私も転校を望みました。
ですが、転校出来ませんでした。担任の先生や校長先生の猛反対にあったからです。
反対の理由は表向きは、逃げてはいけない!何とか守るから頑張れ!それだけです。
ですが、本当の理由は、いじめが起こっている事を知りながら、ほっておいた担任の責任問題の事や、教育委員会への報告の事を考えての反対でした。自分達の保守の為だけに反対したのです。
転校が叶わなかった私には、どんどんエスカレートするいじめが待っていました。
大きな痣が体に沢山出来るまでの殴る蹴るの暴力、言葉の暴力、精神的苦痛の暴力、どんどんエスカレートします。そんな時、担任が行ったことは、学級会でクラス全員に私の気に入らない所を言わせると言う事でした。悪い所を直せば皆がいじめなくなるからと言う理由からだそうです。
ですが、この学級会は、どんな暴力よりも私には辛いものでした。
みんながみんな、直しようがないことを言ってくるのです。存在自体が気に入らない、顔が気に入らない、ただムカツク、そんな事ばかり言われました。存在が気に入らないとか、ただムカツクと言われ、私はどう直せば、皆にいじめられない様になるのでしょうか?死んで、存在を無くせといわれているようなものでした。結局、いじめは収まらず、中学2年から3年の終わりまで(クラス替えがない為)ずっといじめられて、怖くて学校に行けず、出席日数も足りないまま、卒業となりました。
ゆうき君とはちょっと違うケースかも知れませんが、周りの反応は一緒だと思いました。
周りはとても保守的です。まずは自分の立場の事を考え、自分の立場が危なくなると理不尽な事を平気でやります。
私がいじめにあっていたのはもう20年も前ですが、全然変わらないですね・・・周りは・・・。
被害者よりも加害者の方が守られるように出来ています。
私は、出席日数も足りないし、勉強も満足に出来なかった為、高校進学を諦めなくてはいけなかったのに、加害者であるいじめグループの人たちは全て高校進学を果たしました。
中学の2年間で私の人生は狂ってしまったも同然なのですが、加害者の人たちはきっと、大学まで行って、何食わぬ顔をして、就職、結婚と人生を歩んでいると思います。
ゆうきくんを殺した加害者の少年達も、これから法律に守られながら、何もなかったかのように人生を歩んでいくと思うと、悔しさを覚えます。
少年犯罪が増えてきた今日この頃・・・少年法の改正を望みます。
少年だから死刑にはならない、少年だから名前や顔が公表されない、そんな事だから未成年たちは平気で人を殺める・・・限度をしらない・・・少年法なんて取っ払ってしまい、同じ人間がやった事なのだから大人と同じく罰してほしいと思います。
周りの人間も保守的になる前に、少しでもいいから被害者の気持ちになって欲しいと思います。
昔のことを思い出し、ゆうきくんの辛さを思い、とても切なく思います。
自分が将来、子供を産んだら、絶対、ゆうきくんのような被害者にも、加害者の少年達の様にもしたくないです。
最後に・・・ゆうきくんをなくてしまったご両親様、頑張って下さい!
まとまりのないメールになりますが、どうしても書きたくなったので書かせてもらいました。
イニシャルでSとしておいて下さい。
これからも、頑張って下さいね。