初めてお便りさせていただきます。
私は、現在大学で心理学を専攻している学生です。
今、私たちのグループは「犯罪被害者の支援」に関する問題に
取り組んでいて、様々な方面から犯罪の被害に遭われた方たちの
抱える問題や、それを支援する側の現状であるとか警察での対応等
それぞれの学生が調査したものを発表し、ディスカッションしています。
今回、私が「犯罪被害者の会」のホームページにリンクされていた
このホームページを拝見し、今までわたし達が取り上げていた
少年法や警察の犯罪被害者対策室の対応、マスコミ報道のあり方、
それら「二次被害」が被害者に与える精神的な苦痛など、様々な
問題が凝縮された内容で、お母様の苦しみもひしひしと伝わってきました。
連日の様にこの様な理不尽な事件の報道を目にします。その度に何の罪もない、
弱い立場の人達が身体的にも精神的にも傷つけられて、癒されないままただ
年数が経って・・・何の関係もない人達にとっては過去の出来事でも、当事者の方
方たちにとっては決して過去の出来事として終わらせられる問題ではないと。
いつ何時、誰もが当事者にならないとも限らない悲しい時代にあって、
被害者支援の問題について、もっとみんなが意識をもって考えていかなければならない
問題であると改めて感じました。
次回の講義で、この問題を事例として取り上げさせていただきたく、
一部の内容を紹介させて頂く事をご了承くださいますようお願い申し上げます。
SNOWBIRD