この国は善良な市民が何人殺されれば
法律の改正に重い腰を上げるのでしょうか?
法律の改正があったとしてもここ何年間のデータとして
殺された被害者の人数があげられて問題視されるだけで
一人一人の人生などが無視され、その被害者に関わりの
あったご遺族の気持ちなんかも無視されるのでしょうね。
私には子供はなく独身ですが、それには関係なく
人が人によって意味もなく殺されるという現実を
よく考えて行きたいと思います。
意味もなく、これからの将来も夢も希望も奪われた
被害者の方達の死を無駄にしないよう
私達は相手が法律であろうと、国であろうと
間違っている事には「それはおかしい!」と発言出来る
勇気を持ちたいです。
最後に・・・
加害者の人権を擁護されている方へ。
擁護されている方の中にはこういった被害に遭われた方は
いらっしゃるのでしょうか?
隣りの塀から「加害者にも人権を!」というのは
至極、簡単な事だと思います。
その犯人が出所してきた時にあなた方は身元引き受け人と
なって一緒に暮らせる勇気が持てますか?
池田小学校殺傷事件の犯人や、神戸児童殺傷事件の
犯人の身元引き受け人になれる勇気は持てますか?
法律は被害を与えた者の為にあるのではなくて
被害にあった人の者の為にあるという定義が大事だと
思います。
日本が先進国ならば、自分の子供や家族が殺されても
尚且つ、泣き寝入りしなければいけない状況を
与えているこの現状は大変悲しく、おかしい問題だと
思います。
法律と時代があっていないと私は思います。
死刑反対論もただ単に「野蛮行為」だけで終わっています。
犯罪者のケアも叫ばれていますが、この国にそういったケースを
ケア出来る医者など皆無です。
そういった状況が整ってからでも反対された方がいいのではないかと
思います。
他の先進国が反対しているから自国も・・と思われているかも
しれませんが、他の国にはきちんとしたケースワーカーがいますが
悲しいかな、我が国にはまだそういうところまで
到達していないと思います。
だから再犯の可能性が非常に高いのです。
加害者の人権を考えたら一生閉じ込めるワケにはいきませんが
再犯を犯したら誰が責任を持つというのでしょうか?
ご自分達がこういう被害に遭われても死刑反対、少年法に
おける人権擁護を唱えられるのなら話は別かもしれませんが。
いつ、どのような形で我々もこういう被害に遭うかもしれません。
どうかこういった状況で殺された方達が無駄死と言われないよう
被害に遭われた方達と御遺族の擁護を第一に考えられる
世の中になって欲しいと思います。
もう夢や希望にあふれた子供達が殺される事件などは
見たくもないのが正直な気持ちです。