確かに犯人は許せないし、被害者の遺族が一人一発づつ三親等くらいまでの人間がグーで殴ってもいいと思いますが、人の不幸を望むのはよくないことだと思います。
人を呪わば穴二つという言葉もあるくらいですし。
どんなに相手を呪ったって死んだ尊い命は帰って来ないのですから。
犯人には生きて苦しんで償わせ、自分は他人を不幸に貶めた犯人にはならない。それが亡くなった方への思いやりだと思う。
「永遠の少年」って華月の写真集の名前なのですが、「永遠の少年達」…友樹君達は若い、純粋な志を持ったまま天に帰ってしまったのだから、今更生きている人間が彼らの心を汚してしまうようなことはすべきじゃないと思います。
遺族が犯人に対して新たな事件の犯人になったら、亡くなった方は加害者の家族になってしまうのですから。
そして、その犯行で逮捕された時に「あの子のため」なんて言ったら亡くなった子の遺志みたいに聞こえてしまう。
夭折した人を神格化するわけじゃないけど、なんか気分的に復讐は嫌。
だから私はそっとしておいてあげたい。
子供なんていないから…私自身がガキだから、よくわかってないこともあるんだと思うけど、私が殺されたら復讐なんて望まない。
イジメられ続けて、思い出のランドセルも教科書も傷と落書きだらけで、トラウマもいくつか抱えてるけど、私は私の精一杯を生きて、悪いことだって多少はするけど、少なくとも心が真っ黒になるようなことはしないで生きてきたんだから、例え親や兄弟や親友の手であってもそれを汚してほしくない。経歴を書くと最低の人生みたいだけど、自分が卑下するような人生は送ってないから。
高校生の微かな反抗。失礼な物言い相すいません。 鱸一浪