全く、凄いことが起こるものです。
大阪の事件、どこでも、この話題が持ちきりです。
精神異常者であっても、許せない。
アメリカでは、ベトナム帰還兵が、ロシアではアフガン帰還兵が
同じ精神状態になっているようです。
戦争はこうした精神状態を作ります。
小泉首相は、この事件を悲しいで済ませるのでしょうか。
アメリカとの集団的安全保障を進めようとする首相が、
憲法改正の先頭に立つ、首相が、
国家という名の軍事政策によって、若者の心が蝕まれていく姿を
予想しているのであろうか。
日本の平和が憲法やアメリカの核の傘で保たれたが、そうもいえない
時代が来て、若者の多くが軍事的緊張の中に、
即ち、殺人者としての緊張の中に立たされる。
首相公選制が憲法改正の突破口であるとする、首相のしたたかさ、
研究という世論造りが大切とする、かってないたか派の登場。
少年犯罪で悩む時代は終わりそうです。
少年は、徹底して教育されるでしょうし、厳罰化が進むでしょう。
代わりに、世紀の緊張の中で、
親による子殺しどころではない、大人の精神異常犯罪が増えような気がする。
こんな時、悪に一人でも立ち向かう、
ゆうき君のような若者の姿が望まれる。
真に惜しい人材をなくしたと思う。
志田糺