レイアさんの言われている麻薬に付いては事実です。シンガポ
ールは、麻薬に対して非常に厳しい国です。それは麻薬がもた
らす多くの問題を徹底的に排除し、普通の人々を守る強い意思
・考えの現われと思い、また過去の歴史的なことも影響してい
るのでしょう。

「麻薬ぐらいでどうして死刑になるのか」とのことですが、私
にしてみれば、日本の麻薬に対する罰則があまりに軽いことに
逆に驚きます。麻薬で捕まった芸能人が簡単に芸能界に復帰し
、それを回りが受入れていることなど。麻薬は、そのものが問
題であると同時に、悪人の資金源となり、悪人が蔓延ることを
支えています。

日本は温情的な考えの元に、「悪いこと」に対しはっきり主張
しない国民で、特に少年に対しては大目に見ることがあるので
しょう、そのことで多くの問題の解決を遅らせ、野放しにする
結果となっていると言えます。暴走族、少年犯罪、少女売春(
援助交際)、いじめ、などなど、私が日本にいた10年以上前と
何も変わっていなく、逆に最悪なシナリオへと向かっているよ
うに思えます(駐在員さんの考えに大賛成)。

暴力・麻薬・暴走族・少年犯罪等に厳しく対応することが「自
由が無くなる」ことなのでしょうか? 人を殺す道具である銃
がいとも簡単に手に入るアメリカ、少年法にて少年犯罪を野放
しにする日本、私にとっては厳罰をもって悪と戦っているシン
ガポールのほうが、本当の意味での自由に向かって確実に進ん
でいるように感じます。 シンガポール14年より