ハムラビ法典さん へ

たいへん心の広いご意見を頂戴し、感謝しております。貴殿のおっし
ゃるとおり、私は現職であるがゆえに、公務員法や種々の関係法に抵
触しない範囲で行動しなくてはならない立場です。

「もっとやれるだろ!!」と心では思うのですが、関係法という存在
がいつも私の前に存在していて、その葛藤の中で、私に何ができるの
だろうか? どうやったら、被害者の方を支援できるだろうか?
それを模索しながら、このところ生活しています。仕事中も、家に帰
っても、京子さんや友樹君のことが頭から離れません。無念でなりま
せん。

友樹君の事件は奥が深く、いろんな関係者が複雑に絡んでいるという
大変難しい状況にあるのではと思います。警察がここまで事実を隠ぺ
いしようとした訳ですら、政治的な圧力は確実にあったでしょうし、
暴力団関係者がいるのですから、事件に加担した関係者だって口を閉
ざしたり。また、事を荒立てたからといって、不安定な支援策では、
暴力団から京子さん達が危害を受ける可能だってある訳で。

私が考えているのは、

○ 警察の身内の自浄作用によっての真相解明はほぼ期待薄
○ 遺族の方々の身の安全の確保
○ 真相究明に必要な経費の支援
○ 遺族の方に対する精神面でのケア

一応、問題点とすれば、このようなことがあるのかな? と思って
います。これらを考慮したうえで、どういう支援策を打ち出せばよい
かということになります。

以前、怒れる一般大衆さん からは、管轄外でも連絡は可能だろう?
というご指摘を受けました。確かに、連絡は取り合えるでしょうが、
取ったところで、私がそういう行動をしていると、私の上司にわかれ
ば、当然叱責されるでしょうし、警察組織同士の衝突に発展でもすれ
ば、私は職を失いかねません。公僕を捨てよと、これも怒れる一般大
衆さんから指摘されましたが、公僕を捨てたら私は職場にいるとこが
できなくなってしまい、生きていくことができなくなってしまいます

理想と現実のギャップという目の前の問題に苦しんでいます。
逆に、私が警察となんら関係のない立場だったら、大手を振って何で
も行動できるでしょうけど、逆に、関係者であるがために身動きを取
れないのが現状です。

このような状況ではありますけども、私にできることは何か?
その答えがでれば、それを実行しようと思っています。とにかく、こ
の事件は「個人行動」では、警察という組織を相手に、真相究明を求
めるのは「不可能」です。たくさんの支援者、団体、そういう支えが
なくては、多勢に無勢と同じことです。民事裁判を起こすにしても、
被害者遺族の方だけでは無理ですし。やっぱり、支援がなければ駄目
じゃないのかな? と感じています。