前回[ハムラビ法典]のタイトルで怠慢な日本の警察について投稿させて頂いた者です。
ややこしいので、ペンネームを[ハムラビ法典]とさせて下さい。
あいりす様には不快に思われる点があるかも知れませんが、
[あいりす様の元記事]をきっかけに(あくまでもきっかけです)、
[警察としてもどうしようもなかったのでは・・]等といった、
[警察正義論]が波及するのを恐れて投稿した迄です。
現にそういった記事も散見されます。
現職の警察関係者で、本当に矛盾を感じるのであらば、[願望や観測や結果論]を述べる
だけでは無く、直接でも間接でも結構かと思いますので[行動]をして下さい。
我々一般市民と違う切り口があるかと想像致します。
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本件については加害者側の関係者が多く、お母様が非常に細かくHPで告発されており、
一読しただけでは完全理解が難しい点があるかと思いますので、私なりの客観的な解釈
を簡単に記述してみます。
お読み頂いた方々が、このHPの内容を理解・御賛同頂け、その他多数の人々へ
告知頂けたら幸いと、[個人的]に考えます。
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<本件の性格>
殺人事件です。
1)金属バットにて頭部を[強打]、更に[連打]すると云う行為は、[殺意]無くして
行えません。(一般国民全てがそう理解するでしょう。)
2)[コンクリート壁]に向かって[後頭部を強打]させる為に顔面を足で[強打]、更に
[連打]すると云う行為も[殺意]無くして行えません。
3)意識もうろうとし、立つ事も悲鳴を上げる事すら出来ない程ダメージを受けた人間
を、更に長時間に渡って場所を変え、手を変え、品を変え、ゲームを楽しむ様に
複数名でいたぶり、意識不明を確認してもさらに暴行を加え続ける行為は
[殺人]以外の何物でも在りません。
4)[鼾をかく]と[危篤]だと事を承知の上で処置もせず、証拠隠匿の為に右往左往し、
更には被害者を[物]のように[車のトランク]へ詰め込み、人目に付かない場所へ
[放置]するといった一連の犯罪は、[少年法]を適用するに値しません。
5)一連の行為について終始静観し、通報もせず何事も無く日常生活を送っていた
関係者、特に友樹君を現場へ呼び出した関係者は何らかの形で[ほう助]の罪に
問われるべきと考えます。
<本件での警察の対応>
1)初動で[殺人事件]では無く、[傷害致死]で捜査をしてしまった為、後に変更すると
洗い直しを含めた労力を要するのが[面倒]であり、時間が経つにつれ[体裁]も
悪くなってきた為、そのまま捜査を強行した。
2)後に、[誤認定]等の新たな事実が多数発覚し、[怠慢捜査]がバレるのを恐れた
警察は、[熟知した少年法を逆手に取り]、事件の真実が明るみに出る前に
さっさと[審判]を下して事件を闇に葬る様努めた。
3)公正に捜査すれば[刑事事件]として扱わざるを得なく、そうなれば捜査も長期化し、
実行犯9名やその関係者の背後を含め、多方面からの圧力と向き合って捜査
しなければならない為、その手間や労力を惜しんだ。更に、内1名は
指定暴力団幹部の甥に当たり、警察がそれを恐れたとは断言できないが、
少なくとも波風を立てるのは無益と判断。逆送させない様、捜査に手加減をした。
4)上記3)にからみ、多数の加害者側に対して被害者は死亡して[口無し]であり、
被害者遺族を押さえつける方が労力も掛からず、捜査も短期化及び簡略化できると
判断した警察は少年法並びに権限をフル活用して[都合良い]早期決着を求めた。
5)以上全ての事情を察知されない様、遺族やメディアに対して不利な情報公開を
しようとしなかった、又しなかった。果ては誤報まで公開した。
<母親が何故調べるか、何故全てを知りたがるか>
1)とにかく事実を全て知りたい。
当然である。被害者の苦痛、その時の精神状態を理解してあげないと、
恨みを呑んで殺されていった被害者は浮かばれません。
これは、親子関係云々[以前]の問題である。
2)残虐に、恨みを呑んで殺されてしまった何もできない被害者に替わって、
加害者への相応なる制裁を見届ける為に調べるのは極、自然な事である。
しかも、それ等を義務・業務とする警察組織の怠慢が散見される訳であるから
なおさらである。
<母親が何故HPを開設したのか>
1)助けを求めている。
義務を放棄され、組織ぐるみで事実隠蔽されているのである。
しかも法の専門家が法を盾にして・・・
あきらかに多勢に無勢であり、国民の声並びに知識人のほう助が必要と判断した。
2)広く理解を求めている。
このままでは被害者が浮かばれない。曲折した情報のまま、ひとつの事件として
片付けられるのは痛たまれ無い。そして、それらがせめてもの供養のひとつと
感じておられる。
3)母親として、これらが最後の責任と感じ、それを遂行しようとされておられる。
以上が私の私見です。
そして、少年法改正についてですが・・・
オウム真理教がらみで有名な[伊藤弁護士]が、TVでのインタビューで、
「子供達を救うのは罰では無く、愛なのです」とたった一言おっしゃっていました。
大きく履き違えがあります。電波媒体での発言はインターネット等とは
比較にならない強大な影響力を持ちますので、責任在る発言をして下さい。
彼のこの発言自体が間違っていると言う訳ではありませが、世論が皆、
「その通りだな、法改正なんかより他に・・・」等と傾いてしまった場合、
貴方はどう責任を取られるのでしょうか?
大勢の方々の犠牲を伴って、ようやく法案がテーブルに乗ったと云うのに。
自分の身内をリンチで殺されても[愛を持って]加害者の更生に努めて下さいね。
偽善も程ほどにしましょう。
少年法改正の持つ意味は何でしょう?
罪を犯した加害者の[更生]について、色々取り沙汰されておるようですが、
それはあくまでも、罪を[犯した後]の[本人の事]であり、我々国民が早急に求め
ているのは、罪を[犯せない]もしくは[犯させない][時代に沿った]法改正であり、
人が[殺されてから]では遅いのです。
凶悪犯罪がどんどん低年齢化し、子供の体格も教育も情報量も昔とは随分変化
している訳ですから、基準年齢の再考は当然の処置です。
そして何よりも、罪が大きいと厳罰をも[いとわない]というプレッシャーが
必要なのです。重罪を犯せば[必ず極刑に処するべき]とは、友樹君のお母様も
考えていないと思います。
公正に時間と手間を掛け取り調べ、確固たる立証をし、その上で明らかに人道を
外している者には成人と区別無く制裁できるスムースなシステムを願っている
のでは無いでしょうか?私はそう思っています。
実の母親であり、第3者の私(他にも沢山いらっしゃるみたいですが)ですら
「極刑に処してやりたい」、と感じる訳ですから、加害者を殺してやりたい衝動に
かられるのも当然だとは思います。
しかし、お母様が本当に痛感し、悔しくて悔しくて仕方無いのが、
「もっともっと早く少年法がきちんと整備されていれば、友樹は最低でも殺されずに
は済んだはず。」という思いでしょう。
厳罰が控えているとしても、陪審を含め公明正大に審議し、正当な判決が下れば
それに越した事はないのでしょうか?
反対派の方々はことさらに[アメリカの厳罰化の失敗]を掲げますが、厳罰化されて
命を救われた被害者も沢山います。極論及び屈折した表現は避けて頂きたいと
思います。
友樹君のお母様へ、
もし、お母様についての表現に、私の謝った認識部分が御座いましたら遠慮なく
ご指摘下さい。
それともうひとつ、日本は海外よりのプレッシャーに非常に敏感ですね。
特に欧米よりの圧力には・・・
このHPを世界に向けて発信されては如何でしょうか?
ハムラビ法典
P・S
断っておきますが、今更Net上での匿名論は[御免]被ります。
[怒れる一般大衆さん]がおっしゃる通り、Netではそれが[常識]であり、
これを[アンフェア]と称するのは、匿名での内部告発を批判するようなものです。
勿論私も、誰かと別件で議論する場合は、最初から実名にて参画致します。