はじめまして。私は、このごろこのHPに投稿してきている祐樹の妹です。友樹さんとは、同年代だから、このHPを見たときにすごく寂しかった。悲しいと思ったけど、悲しいよりも先に、寂しいと思った。
その理由は去年、私といっしょの学校に通っていた子が病気で亡くなりました。私は話した事は無かったけど、病気というハンデを乗り越えて一生懸命に生きていたその子がすごいと思いました。短い人生を精一杯生きたその子にもやりたかったことがあって、それは「自分の足でもう一度歩いたり走ったりしたい。」だったんです。いつも車椅子にのっていたその子は、一学期中すごく回復してたんだけど、二学期になって「休学届」だして休んでいて、二学期も終わりごろになって、その子は、逝ってしまいました。そのとき、寂しいと思いました。一生懸命生きていたその子を見て「よし、あの子だって頑張ってるんだ。だからわたしもがんばるぞ。」と思い、なんにでも頑張れそうだったし、その子の願いも夢のまま消えてしまって寂し
いという気持ちでいっぱいになりました。だから、友樹さんのことを考えると、寂しい気持ちになったんです。けれど、友樹さんは、さっき私が話した子とは違って、自分が死んでしまうなんて、考えていなかったでしょう。誰も、自分が死んじゃうなんて考えないでしょう。ゆっくりゆっくり自分のやりたい事をやって、少しずつ目標とするハードルを越えていっているから、急に死んでしまったら、やりのこしてしまったことだってたくさんあったでしょう。そのことを考えると、本当に苦しい気持ちにおそわれます。
現代の「きれる」子供たち
このごろは、本当に未成年の人による犯罪が増えていますね。最近の子供は、きれやすい。ささいな事でスグに怒って何かにあたろうとします。このことが、少年犯罪につながっていると思います。「きれる」子供をつくりだすのは、現代の家庭環境が影響を及ぼしていると思います。脱社会的な考えをもった親が、子供に十分な愛情を注げていないと思います。自分たちでは、愛情をたっぷり注いでいると思っても、注げていない現状。「人と物の区別がつかない。」簡単に言えば、「人の命の大切さを知らない」子供たち。このような現状を私たちは、しっかりと受け止め、どう改善していくかを考えなければならない。
最後に短い文でしたが、読んでくれたことをうれしく思います。ありがとう。
私は、これからも少年犯罪について一生懸命考えていきたいです。