長谷川さんへ
 
はじめまして。
私も被害当事者の方々及びこの事件には、ずっと心を砕き、自分なりの活動領域での行動のあり方を模索しながら、子供達とHPから学ばせていただいてきたものです。
 
まだここへたどり着かれたばかりの方に、他の方との往復の上に成り立っている長い投書の一部を、正しく読んでいただきたいと申し上げるのは、大変恐縮なのですが、最後に書き足された、「刃」と「悲劇のヒロイン」についてのご感想が、私宛てのものと受け取りましたので、誤解のないように筆者の気持ちを説明させていただきます。
 
まず、「刃」は、飯島京子さんに向けた言葉ではありません。
事件と関わりのない第三者の少女の気持ちを、死にたくさせるほどに傷つけた、支配的な言葉の圧力について、それを正当化される原動力が、他者には知り得ない「悲しみ」と「憎しみ」の感情であったため、あのような言葉を発しました。
 
飯島京子さんには、「悲劇のヒロインになってほしくない」というのが私の最初の発言だったかと思いますが、悲劇は現実です。このうえない悲劇とすら感じます。ただ、悲劇を悲劇のままで、周囲がみんなで同じ気持ちをなでるばかり、助長するばかりではいけないという私自身の自戒を込めた言葉です。私自身、悲しみについては、反論に対して、ずいぶん飯島さんの気持ちをフォローしてきましたから・・。
 
たぶん、今回、なおきさんの質問に答えて、あいりすさんが同じような意味の感想をおっしゃっていると思います。重ねさせていただければと思います。
 
                            飯田 啓子