はじめまして、さっきまでHPを観覧させて頂きました。
東京都に住むユウナ(19歳)と申します。
沢山想うことはありますが、私は今まで様々な少年犯罪を報道されてきて
一番立腹したことがあります。それは友樹君のお母様がおっしゃったことと同じ
で、警察の対応の馬鹿さ加減です。友樹君の事件を始めとして、
女子大生殺人事件・神戸事件、その他沢山の少年による事件が
ありましたが、その後こういったHP・書物等でご親族の方々のお言葉を
聞くと、あまりに警察が不躾な対応をしているのかがよく判ります。
以前、女子大生殺人事件に関する本を読みました。
それは私自身と同じ位の女性が殺されて他人事とは思えなかったという
動機もありました。
本を読んでいくにつれて涙が止めど無く出ました。
警察・マスコミの被害者の女性に対するあまりにも間違った考えが
怒りを超えて涙が出ました。
「女子大生」だからといって「今時のチャラチャラした女の子」という
『お前の脳味噌は腐っているのか!!!!!』と怒鳴りたくなるほどの
錯覚、偏見。
それをそのままマスコミに伝え、それをマスコミは拡張して報道する。
それを観た人々はその間違った情報によって真実とはかけ離れたものを
信じてしまう…
これは犯罪を犯した少年・人達と同罪だと思います。
誤った情報によって1人の人間が大勢の人に誤解され、偏見の眼差しで
見られること、その重大さに警察・マスコミは自分達の欲によって
まったく気づいていないと思います。
その時のご両親、親族の方の気持ちははっきり言って私なんかが
一言に「わかるような気がする」なんてとても言えない位辛いと思います。
けれど、その警察の対応に対して激しい怒りを覚えた事だけは本当です。
正直言って今までの事件は私には程遠いものでした。その裏で
「いつ私が同じように殺されてもおかしくはないんだ」という気持ちもありました。
それでも、私にとって他人事でも、他人事なのに、どうしようもなく
怒りと悲しみ、絶望感が押し寄せて来ました。
京子さんのHPを観て、その気持ちがまた蘇えり、つい友樹君のお写真を
観ながら涙を流してしまいました。
馬鹿なことをした少年達を殺したい、とも思ってしまいました。
それはお母さんである京子さんが私なんかと比べたら失礼な程、
一度は考えたことだと勝手ながらお察しします。
私は現在、編集者になるべく日々勉強しているのですが、
その目標が達成出来た時、新たな目標を用意してあります。
『真実の裏には必ず誤り・疑問がある。真実と教えられたものも決して
鵜呑みにせず、必ず裏を見つめろ』
番組、雑誌の売上なんてものは、嘘で上げるものではなく、
関係者の本当の声・気持ちを痛いほど他人に痛感させてこそ、後から
金魚のフン程についてくるものだと思います。
それは他人に事件の真実、残酷さをリアルに伝え、少しでもご親族の
気持ちを察してもらい、自分達の周りで二度と同じような過ちが行われない
ように呼びかける1つの手段だと、私は思います。
今のマスコミは被害にあったご遺族にとってまた新たなる加害者と
なっています。これ以上無いくらい傷ついた傷口をさらに抉る首謀者です。
私はそんな腐り切ったマスコミ世界に入りたくはありません。
まだすべての情報機関を正す事は難しいと思います。
でも私はまず自分から、被害にあったご遺族の方々にとって
たいした頼りにならなくとも、味方になれるようになりたいです。
報道自体がご迷惑だとも思います。けれど人々に伝えなければ
今の警察・マスコミの対応は変らないですよね。
1人でも多くの人間に今の間違った有り方を理解してもらい、
頭の腐った警察・マスコミの人間に痛感させたいのです。
お話が今現在まだ怒りで混乱している部分もあって判り辛いかと思います。
申し訳有りません。
ただ、「京子さんのHPを観て友樹君のことは今後記者志望の者として
一生忘れません」ということをお伝えしたかったのです。
そして今後、ご遺族の方を傷つける情報を一切報道せず、
冷静な眼で警察と犯人の動きを見て本当の真実をを追って行きたいです。
今の彼ら(警察・大部分のマスコミ)を許しません。
それでは本当に見苦しいメールで申し訳有りませんでした。
今現在も頑張っていらっしゃると察します。
私には今頑張って編集の基礎を習い自分自身の心を磨くことしか
できませんが、心から応援しています。
被害に遭われた方々に信頼される記者になりたいです。
では、乱筆乱文失礼致しました。
ユウナ 拝