TPさんへ
大分の一家殺傷事件の審判への感想を述べられるに当たって、志田さんと並べて私の意見を想像で公表していただきまして、なんと申し上げたら良いか、複雑な気持ちです。
私自身も、過去に、あなたの質問があったから、その答えの必要上、さちさんの思い、飯島京子さんの心境に、私の想像として言及していますが、あなたのようにご自分の意見に対抗する材料としてあげられると、少し違うように思います。
私は、あなたが本名をお書きにならないことについて、それなりの事情がおありであろうと
そのことについて意見を申し上げようとは思いません。ただ、私は最初から正真正銘、実名で意見を言っています。どのような危険があろうとも飯島京子さん自身が実名でプライバシーを曝してHPを開設されている以上、足許にも及ばないけれど、せめてそこのところだけは対等に危険を分け合おうというつもりで、そうしています。
私の場合、公的に少年問題や教育と関わりのない人や、青少年問題に関する言論思想が問題にならない一個人としての発言とは違います。職業上、あるいはボランティアとしての活動の場で、青少年問題・教育問題・福祉の問題、ひいては少年の心の問題、特に心の病の問題を考え実践することをライフワークのようにしていますから、言行に矛盾は許されません。
私の立場を理解されない方に、不用意に対立する意見の例として、想像で名前を挙げてほしくないと思います。なにか言いたければ、私自身で書きます。このような場では、いくら自分のことを説明しようと思っても限度があります。自分自身を曝すことが、誰かを傷つけることになれば、そこは伏せて論を進めなければならない場合もあります。言を尽くしても、お互いに分からなくて当然、という前提は守ったほうがよいと思います。
飯田 啓子