「少年犯罪はあくまでも、家庭、地域、学校の問題、その疲弊
にある。それを回復するには、こうしたHPを含めて、日常的な
情報の交換と、助け合い、勇気づけあいすることが何よりも大切
なことです。」
 志田氏は、上記のようにおっしゃる。

 それは、大切なことでしょう。しかし、そういうことが期待でき
ない世の中になってきたのではないですか。そういう社会にしてい
くには、どうすればよいのでしょう。

 まさか、昔の日本のような教育勅語や、海外の理想を目指すという
一党独裁の国のように思想教育するのでしょうか。

 今の憲法を守る為には、今の法律や少年法や教育法のままが良く
て、今のままがベストで、後は、地域や学校で、個々に勇気付け合
うことだけ、被害者の方々の奮闘にかかるということなのでしょう
か。

 また、少年犯罪、少年法に対する運動を、被害者の団体のみの運
動のように言われるが、普遍的な、多くの一般の人々が現状を変革
したい、現状をより良くしなければという声に支えられているから、
共感される方が多いのではないですか。

 いつ何時、自分や、我が子が、その被害者にならないとも限らない、
今のままでは、おかしいと思っている方が多数だからではないですか。

 法改正もだめ、学校教育を変えるのも、とにかく反対、「何よりも
大切な」理想がある、そういう方々の声も、飯島京子さんのような、
子を持つ親が感じる、切実な声を消そうとしているのではないでしょ
うか。

                  横浜市 TP