飯島京子様
はじめまして。このHPを拝見して、とても胸が痛みました。御家族の皆さんの心の傷が少しでも早く癒されますことを願っています。
私も8年前にたった一人の兄弟を殺害された辛い経験があります。その時の悲しみ、痛み、喪失感はとても言葉では表現出来ないものでした。
そして、この痛みを分かち合える、理解し合える人もいませんでした。
自分がPTSDという症状にあるという認識もなく、カウンセリングを受けるということも思いもよりませんでした。大きな悲しみ、怒り、無力感などを克服するきっかけとなったのは、兄が遺していった一冊の新訳聖書でした。
死という、どうすることも出来ない現実の前に落ち込んでいた私に、死を越えた希望があることを知らされました。私は自分の手の届かないことは全て神様にお任せしました。私の兄を殺害した犯人は今もつかまっていません。でも、聖書には「報復してはならない。報復は私のすることである。私自身が報復する。」
とあり、必ずいつか、完全な裁判が人の手ではなく、神によってなされること
がわかりました。
人が人を癒すことは困難です。神様は大きな愛で癒してくださいました。
「アメイジング・グレイス」という、有名な歌がありますが、これは、びっくり仰天するような神の恵みを歌ったものです。私たちの理解を越えた大きな愛に目を向けていただけたらと深く願います。、
船木