まったくの偶然で、辛い思いの書記を拝見させていただきました。私は、2歳と4歳の娘を持つ36歳の建築設計士です。
これから私の娘たちが育っていく中で、私の娘や、その友達などが、いつYuuki君のような、または、そうでなくても、それに近い状況に遭遇する可能性は十分に有るんだと思うと、非常に不安を感じます。
と言うのも、私自身、もう7、8年前になりますが、独身の頃、交際していた今の妻を送った帰り道、恐らく二十歳前と思われる少年たちに、因縁をつけられ、今思い返しても、とても気分が悪くなるような、経験をしたことが有りました。 
それは、道を、ヘルメット無しで、スクーターにまたがって我が物顔で塞いでいるのを、私がクラクションで注意したところ、いきなりその少年は、私の車の前に走りより、アンテナを折り曲げた上に、車の横腹に、足蹴りをいれられ、結局、少年にドアをへこまされてしまいました。
借りていた友人の車だった事もあり、私も頭にそのドアを、直さなければいけない、との思いがよぎり、その本人に修理代を出してくれる様、請求したところ、突然怒りだし、車の窓越しに、頭の髪の毛をつかまれてしまいました。
その本人は、かなり酒を飲んでいるらしく、取り巻きの友人らしき少年たちがやってきて、一度その少年を私から引き離してくれました。仕方なくその旨をその友人達に伝えると、これでもう勘弁してほしい、と言って3千円ほど渡されました。
思い返せば私も、そこでやめておけば良かったものを、3千円貰った程度じゃドアなど治らない、と私も主張してしまったのです。この時までずっと私の車は、路上に居て、そんなやり取りをしていたものですから、私の後ろは、大渋滞となってしまっておりました。結局、らちがあかない状態になってしまい、仕方なく路肩に私も車を寄せて、車から降りて少年たちと話そうと思って外に出ると、また主犯の少年がやってきて、私にこうすごみました。
俺は、少年院帰りで何も怖い物などないんだ。しかも2回も少年院の世話になっているんだぞ。・・気が付けばまた私は、髪の毛をつかまれて、ぐるぐると路上を回されていました。
社会人となっていた私は、果たして、ここで頭つきでも相手に食らわして、パンチの1,2発でもお見舞いしてやろうか?しかし、はたまた、そんな騒動を巻き起こしてしまって良い物なのだろうか、と、考えてしまいました。しかも相手は未成年。自分も同じような年頃だったらわかりませんが、少年を、万が一社会人の私が思い余って逆に傷つけてしまったらどうなるのだろう?。などと、余計な事を考えながらもいいようにされていた物でした。
幸いたいした傷ではなかったものの逃げていった少年を、私も気持ちが悪かった物ですからその後なんとか道端でとり捕まえた時、ちょうどパトカーが通りかかったため、大声で呼び止めて事情をお巡りさんに説明して、何とか埼玉の志木警察署まで、連行してもらいました。警察署に入るとすかさず、なんと少年の態度は、借りてきた猫のようになり、お巡りさん、僕は、何にも悪い事などしていませんよー、何とかしてくださいよー、などと、平気で刑事さんに甘え、うそぶいているのには、あいた口が、塞がりませんでした。さすが本人曰く、少年院を2回経験してきているだけあるもので、警察とのやり取りもさぞかし、慣れているみたいです。結局少年はその後すぐ私のそばから離され、私から見えるけれど聞こえない程度離れたところ聴取を受けていたみたいですが、双方の事情聴取が終わるか終わらないかのうちに、母親らしき人が引き取りに現れました。
わたしも、少年が犯行を認めようとしない旨を刑事さんから聞かされ、また、その近辺では、札付きの悪で、いつか必ず留置場に送り込んでやらなくてはいけない、と思っているんだ、ともその刑事さんには言われましたが、そうは言われてもしゃくぜんとしないまま私も帰らされてしまいました。
一応すり傷等できていたため被害届は書いておきましたが、今から思えばその後何の連絡も警察からはこないし、あの晩の少年もその後どうなったか知るすべも有りません。
更生してくれていれば良いですが、また人を傷つけたり、少年院や、刑務所を行き来していないことを願うばかりです。
結局この時の刑事さんは、やはり、少年法と言う物があるおかげで思い切った捜査に踏み切れないんだ、とおっしゃっていましたが、いやな目にこうして実際あってみると、私よりも立派な体格と悪知恵を備え持ったこうしたやからを、ご丁寧に保護してやる必要などさらさらないとおもっております。
飯島さんの受けられた被害とはとても同じ土俵では話せないことではありますが、少年法等の適用は、現実的にはいくら何歳の少年であっても殺人を起こした場合は、有りえないと思うし、また許せるとしても、小学生迄ではないでしょうか?
いじめとか言うレベルでは有りません、殺人は・・・。
こうして生きている身近な社会の中にも、実は少年時代に人を傷つけたり、人生を狂わせるような犯罪を起こしたり、また殺人を起こしてしまってはいるものの、何の事もなかった様に生活している、いわゆるその類の人々が、目には見えないさまざまな影響を、実は善良な人々に及ぼしているかもしれないと思うと、ぞっとします。 
非常に長くなってしまいましたが、私もこの問題は、今後もずっと見守っていきたいと、思っています。どうぞ、くれぐれもお体だけにはお気をつけられてください。    「K,N」